生理前・生理中に冷や汗、吐き気、腹痛、下痢…原因や対処法は?

生理前・生理中に突然、吐き気や腹痛に襲われたり、冷や汗が出て体温が下がったりした経験はありませんか?
私は初めての出産から1年後に初めて経験し、以来何度か悩まされています。
個人的な経験から得た原因や対策を紹介します。
※あくまでも私の個人的体験をもとに書いていますので、参考にとどめ、不安な症状があれば医師に相談してくださいね。
生理中、生理前に現れる急性症状
生理中または生理予定日前に、急性胃腸炎の症状が出ることがあります。
私が最初に経験したのは27歳のときで、長女を出産した1年後でした。
その症状は以下のようなものでした。
- 胃のむかつき
- 吐き気
- 下腹部痛
- 下痢
- 全身から冷や汗が出る
- 手足が冷たくなる
- 脱力
- 視界が暗くなる、光がちらつく
- 耳鳴り
この症状はひとつずつでなく、ほぼ同時に、または数分ずつずらして一時的に強く現れます。
私の場合はたいてい長くても10分程度で治まりますが、始まるとトイレから出られず、このまま死ぬんじゃないかと思うほど辛いです。
人によってはもっと長く症状が続くこともあるようです。
原因は?
これらの症状は、生理前・生理中に必ずなるわけではありませんでした。
病気かと思い1度は病院にも行きましたが、自律神経失調症と診断されました。
毎回ではなく、なりやすい条件があるようだと感じたので、思い当たる条件をまとめてみました。
- 気温が低い、寒い時期
- 睡眠不足、不規則な生活
- アルコールまたはコーヒーを飲む
睡眠不足や冷えなどは、自律神経も関係が深いと思います。
また、生理に絡んでいる事からホルモンバランスも関係していると思われます。
症状が出た時の対処法は?
症状が始まってしまうと、耐えるしかないです。
そのときには家族や同僚に状況を説明する余裕もないことが多いです。
私はトイレに駆け込んでしばらくこもることになりますので、家族や会社の仲の良い人に、どんな状態になるかを説明しています。
ある女性は、外出先で症状が出てトイレ内で動けなくなり、救急車をよんでもらったと言っていました。
辛いんですよね、ほんとに。
症状が落ち着くタイミングがあれば、温かい水分をとって、下腹部を温めると少し楽になります。
予防策はあるの?
私がやってみて効果があったと思われる予防策を紹介します。
全ての方に当てはまるものではありませんので、参考にとどめてください。
- 生理前・生理中は体を冷やさない(特に足首と下腹部)
- コーヒー、アルコール、刺激物、油脂類を控える
- 睡眠時間をしっかりとる
- 意識してゆっくり深く呼吸をする
- 普段から自律神経を整える呼吸法などを行う
これらを意識してやっている時は、症状が出ませんでした。
油断していると忘れた頃にやってきます。
自律神経を整える方法
ゆっくりと深く呼吸し、酸素を多く取り込むことで、副交感神経を優位にし自律神経のバランスをとることができます。
自律神経を整えることは、症状が出た時というより普段からやっていると効果があります。
呼吸法
胸を意識する呼吸と、お腹を意識する呼吸です。
1~5を朝と夜に、2セットずつ行います。
- 仰向けに寝て、膝を立てる。
- 胸の上に手を当て、胸部が膨らむのを意識しながら息を吸う。
- 吸いきったら、胸部が凹むのを意識しながら息を吐く。
- お腹が膨らむのを意識しながら息を吸う。
- お腹が凹むのを意識しながら息を吐く。
簡単体操
夜寝る前などに行うと足のむくみもとれて楽になります。
回数はできるところから始めて、無理をしないようにしてください。
- 仰向けに寝る。
- 足を揃えて垂直に上げ、足首を曲げる。(足の裏が天井を向くように)
- 足の指を握ったり開いたり。ムリなくできるなら50回ほど繰り返す。
その他気づいたことなど
何度か症状を経験すると、前兆が分かるようになってきました。
不快感が現れ始めた時点で胃薬を飲むと、症状が出ずに治まることもあります。
症状が始まるとほとんどパニックになってしまい、冷静に体の状態を観察するのは難しいと思います。
それでも、前触れや起こる前の状況に共通点があることもありますので、経験を無駄にせず自分に合う対処法を見つけてみてください。
少しでも快適な生理日を過ごしたいですね。
どうぞお大事に!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。