大阪に本店がある満マルさんに行ってきました!
平日の夕方、5時すぎという時間だったので店内はかなり広々ゆとりがありました。
そしてそして…本場大阪の満マルさんならでは。
串カツに添えられるちぎりキャベツの理由と正しい食べ方を教わってきました!
串カツにキャベツがつく理由
これまで串カツを頼んでキャベツがついてくるのは、
「野菜も食べようね」
ってことだと思ってました。
大阪だし、お好み焼きにも大量のキャベツ入ってるし、おいしくてたくさん食べられて、キャベツいいよね!
ってことだと思ってたんです。
しかし!
串カツに添えられるキャベツには理由がありました。
串カツは、揚げたてを各テーブルに置かれたソースにつけて食べます。
みんなで使うソースだから、厳しい掟があります。それは…
二度漬け禁止!
屋台だろうとお店だろうと変わらぬルールです。
でも慣れない人や辛いの苦手で、ソースを串カツの端っこにちょんとつけただけで食べる人もいるでしょう。
そうすると、二口目に思うのです。
「ソース…もうちょっとほしい…」
そこでキャベツの登場です。
このキャベツをスプーンがわりに使って、ソースをすくってかけてもOK!ということなのです。
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なぜ串カツにはキャベツなのか
どうしてこの役割を他の野菜にさせてはダメなのか。
なぜキャベツなのか。
大阪のキャベツ愛の成せる技なのか。
キャベツにしかできない理由があるのか。
こっからは妄想です。
キャベツでないといけない理由…それは、形と硬さではないでしょうか。
キャベツにはレタスや白菜、チンゲン菜などと違い、どこをちぎってもほどよく丸みが出ます。
硬さもあってしっかりしているので、安定してソースをすくうことができるのです。
もしもこれがレタスやサラダ菜だったら…葉がやわらかすぎてソースが垂れてしまいます。
白菜やチンゲン菜の芯の部分だと、硬さはありますが使える部分が限られるため、お店としてはもったいないでしょう。
葉物ではない野菜なら…といっても、かぼちゃは硬くてカットしにくいし、じゃがいもやナスは生のまま食べにくいです。
大根やキュウリは水分が多く、ソースがだめになりそうです。
キャベツが一番具合よくスプーンがわりになり、しかもそのまま美味しく食べることもできるのです。
実際わたしは、この食べ方を今日まで知らなかったので、いつもソースにつけて直接バリバリ食べていました!
串カツのソース・スプーンにするためには、キャベツでなくてはならないのです!
そのまま食べても美味しいよ
ちなみに串カツについてきたからといって、ソースをすくうためだけに使うものでもありません。
塩をかけても、ソースをつけても、生キャベツは美味しいです。
串カツの頼もしいお供としてキャベツを見直したところで、ぜひ週末は串カツを食べに行きましょう。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!