2020年11月1日に、愛媛県伊予郡砥部町にある衝上断層公園に行ってきました。
ほんのり紅葉していて、砥部川の水量もあり、気持ちの良い時間をすごせました。
砥部衝上断層公園
国の天然記念物に指定された「砥部衝上断層」を中心につくられた公園です。
「砥部焼観光センター炎の里」前の分岐から、国道379号線へ、車で約5分ほどのところにあります。
天然記念物としての「砥部衝上断層」は「しょうじょうだんそう」だけど、この公園の名称は「つきあげだんそうこうえん」なんですよね。
なにか意味があるのでしょうか。
砥部衝上断層
駐車場から公園へ降りる道があります。
降りて橋を渡って右へ回り込む道と、橋の手前で土の道を右へ向かって小さな橋を渡る道があります。
橋を渡って右へ、突き当たりまで進むと砥部衝上断層の説明看板があり、断層を観察できる場所があります。
なんでそんなに注目されてるの?
砥部衝上断層は南海トラフ地震に絡んでよく話題になる中央構造線が「見える」場所です。
普通は古い順に下から上に積み上げられている地層ですが、ここでは約6500万年前の地層が、約4000万年前の地層の上に「乗り上げて」いる「逆断層」が観察できるとして、1938年(昭和13年)に国の天然記念物に指定されました。
砥部川が流れ込んでいるところが「かがす淵」かな?
素人の私の目には、なんとなく露出している岩の色が違う、くらいしか分かりません。
プロの目で見ると、年代の違う地層であることがはっきりわかるんでしょうね。
藤棚・休憩所・散策路
砥部衝上断層公園を訪れる人の中には、貴重な天然記念物の観察が目的の人もいれば、単に憩いの場としておしゃべりやお散歩が目的の地元の方も多数います。
川のせせらぎを聞きながら勉強をしている学生さんや、東屋でお友達とおしゃべりする女性3人組など、のんびりとした雰囲気。
藤棚の下にはテーブルと椅子があり、ちょっとしたピクニックも楽しめます。
紅葉並木の横はタイルの敷かれた散策路になっていて、ちょうどこの日は紅葉も始まって気持ちよくお散歩できました。
私たちのお楽しみは、ワンバーナーでコーヒーとおやつ。
パックのドリップコーヒーと、あたためたパンがあれば「どこでもカフェ」になりますw
お腹が満たされたら、川のせせらぎを聴きながらのんびりマクラメ。
いつもは家で黙々と作業してますが、お外でするのもいいなあ。
ワンバーナーカフェはあちこちでやりたいなと思ってます。
これから寒くなるので、耐寒用のガスボンベを用意して、気持ち良い場所さがしてます。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。