2019年夏はレジャーの夏にしたい!
唐突な思いつきで行き先を物色中。
今回下見に行った松山市(旧北条市)鹿島のオススメポイントをお伝えしたいと思います。
Contents
北条鹿島ってどんなとこ?
北条鹿島について
北条鹿島は旧北条市の北条港から渡し船で約5分のところにある、外周約1.5kmの小さな島です。
島には県指定天然記念物のキュウシュウジカが生息しています。
渡し船が発着する鹿島港のすぐそばにはキュウシュウジカを飼育しているところがあり、餌をねだる鹿のかわいい声が聞こえます。
所在地
愛媛県松山市北条辻1596−4
行き方
車:松山市中心部から北条港まで車で約30分です。
電車:JR予讃線松山駅より伊予北条駅まで約20分、伊予北条駅より北条港まで徒歩約10分です。
北条港から鹿島港へ往復の渡船料金(2019年6月現在)
- 中学生以上 210円
- 1歳〜小学生 110円
- 65歳以上・障がいのある方 110円
- 港の駐車場を利用する場合、駐車料金を含めた一般渡船料310円。
※島に宿泊する場合は17:00〜8:30の駐車料金が570円が必要
北条鹿島の注目ポイント
ほんの1時間ほどの下見でしたが、北条鹿島は魅力がいっぱいでした!
実は国立公園に指定されているところで、美しい自然が楽しめる島です。
かわいい渡し船
これが北条鹿島へ連れて行ってくれる渡し船です!
船のてっぺんについている、小首をかしげた鹿がかわいい。
乗船時間は出向から着岸まで片道わずか5分弱です。
船内では愛媛県出身芸人の友近さんの声で、鹿島を紹介するアナウンスが流れます。
鹿の鳴き声、聞いたことある?
島に上陸するとすぐ、ぷいーぷいーという音が聞こえました。
何の音かなと思ったら、飼育されている鹿たちの鳴く声でした。
一緒に行った相方は、鹿の鳴き声を聞いたことがなかったとびっくり。
透明な海
島の外周をたどる遊歩道を歩き始めると海岸に打ち寄せる波の透明度の高さに驚きました!
白い砂浜に打ち寄せる青く澄んだ波は見ているだけでも癒やされます。
島の北側にある突堤の先には小さな赤灯台があります。
タイル張りのレトロなデザインが可愛くて、思わず写真を撮ってしまいました!
ビーチは白い砂浜が広がっていて、子供連れでも安心して水遊びができそうです。
ただし、海の家のような屋根付きの休憩場所がないので、パラソルや簡易テントなど日陰を用意したほうがいいかも。
鹿島神社
発祥の由来詳細は不明ですが、鹿島神社前の案内板には次のような案内が書かれていました。
当社は武甕槌神(たけみかづちのかみ)・経津主神(ふつぬしのかみ)をお祀りした神社で、神功皇后が三韓征伐の途中、風早の浦、鹿島にとめて、戦勝と道中の安全を祈願して出陣したと伝えられている。
鹿島神社ご案内 看板より引用
その後、事代主神(ことしろぬしのかみ)をあわせて祀った。
社殿から少し入ったところには、地震を起こす大ナマズの頭を押さえていると言われる「要石」も祀られていました。
鹿島の神様がこの石で押さえていてくれるので、風早地方には地震が少ないと言い伝えられてきたそうです。
整備されたキャンプ場
船着き場から少し移動すると広々としたキャンプ場があります。
芝生の広場と東屋があります。
シャワー設備・トイレ・炊事場あり。
テント設置その他、基本無料で利用できます。
船で移動ですので車の乗り入れはできませんが、北条港にてリヤカーが無料で貸し出されています。
BBQ材料やテント設備などを運ぶ際には利用できます。
6月時点では島内にお肉や野菜を販売しているお店はありませんでした。
売店にはお菓子のほか、水や清涼飲料水の自動販売機がありました。
釣りもできる
キャンプ場のすぐそばに釣りができそうな堤防が作られていました。
ここからも釣りは楽しめそうでしたが、鹿島島内の釣りポイントは他にもあります。
島の北方に位置している防波堤、島の南側・通行止めになっている遊歩道手前のテトラポットの防波堤です。
年間を通して釣り大会もあるようですので、潮のよいときには釣り人も集まるのかもしれません。
食堂・売店・カフェ情報
島内にあるお店情報です。
太田屋旅館
鯛めしが自慢のビジネス旅館太田屋が営業中でした。
建物は古めかしいものの、海へ張り出したお座敷でくつろげます。
宿泊は予約が必要のようですが、太田屋旅館公式サイトには食事予約の記載がなかったので、当日飛び込みでも食事はできそうです。
売店
すみません、お店の名前を確認していませんでした。
昔ながらの駄菓子屋さんか雑貨屋さんのような売店が1軒あります。
ビール、清涼飲料水、水などの飲料は店内でも自動販売機でも買うことができます。
その他、ビーチサンダルや水鉄砲などがありました。
海開きをした後ではもう少し商品が充実するかも?
BBQ用の食材や炭、焼き網といった道具の販売は確認できませんでした。
海とCafe
鹿島レストハウス内で営業されていたカフェ・海とCafeさんですが、現在は営業を終了されているようです。
公式FaceBookの更新も停止しており、電話番号も現在使用されていないというアナウンスが(涙)。
鹿島レストハウスのスペースは、現在愛媛県によりカフェ等の運営者を募集しているようです。
ぜひここで美味しいコーヒーを飲みたいなあと思います。
国民宿舎は今どうなってる?
鹿島港から見える写真の建物は、国民宿舎でしたが、現在は太田屋旅館として営業中です。
建物の脇に船着き場があり、ここから釣り船なども出ていたのかなと思いました。
建物外観もほとんど以前のまま、ガラス張りで海に浮かんでいるようなお座敷もそのまま残っています。
私は子供の頃、両親と一緒に来た覚えがあるのですが、この赤い屋根もその頃の記憶のままでした。
島が崩落している?
北条鹿島は風雨の侵食によると思われる崩落があちこちで起きています。
周りをぐるっと一周できる遊歩道が整備されているのですが、現在は危険防止のため通行禁止となっています。
島の西側には徒歩では入れない状態です。
北条港から鹿島へ渡る船とは別に、島を一周巡る遊覧船が運行しています。
遊覧船は予約制となっています。
前日までに鹿島渡船駐車場事務所(渡船待合所)089−992−1375へ連絡して予約してください。
鹿島周遊船料金
- 中学生以上 360円
- 1歳〜小学生 180円
- 障がいのある方 180円
鹿と触れ合える?
北条鹿島には野生のキュウシュウジカもいるという話を聞きますが、残念ながら私は会えませんでした。
船着き場から島に入ると正面に鹿島博物展示館があり、建物の隣に鹿たちが飼育されているスペースがあります。
鹿たちのスペースはフェンスで囲まれているため、鹿に直接触ることはできません。
売店で販売されている鹿の餌をもっていると人気者になれますよ。
ここの他、キャンプ場からビーチに向かう途中にも鹿の飼育スペースがありました。
まとめ
2019年6月現在の愛媛県北条鹿島について、見てきたことをまとめてみました。
- 北条港から渡船で5分弱。海はすごく透明できれいです。
- 島内あちこち崩落のため遊歩道は一部通行禁止です。
- 周遊船は予約制(前日まで)です。
- キャンプ場が整備されていてシャワー、トイレ、炊事場もあり。
- 防波堤では釣りもできます。
- 旧国民宿舎・太田屋旅館で食事・宿泊ができます。
- 売店で飲料は購入できます。
- BBQの食材や道具、釣り道具や餌などの販売はないので持参が必要です。
- 北条鹿島へは車では渡れません。
- 北条側港にあるリヤカーを無料で借りられます。
松山市内からも気軽に行けるところに、こんなリゾート地が!?と感じました。
とにかく海がきれいで、キャンプ場や砂浜も整備されていたので家族連れや友達同士で遊びに行くのに最適です。
今年の夏は北条鹿島でBBQや釣りを楽しんでみたいと思います!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!