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マクラメ編みはどんな手芸?名前の由来、歴史を紹介。英語の名前は?

 
  2019/04/16
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四国は伊予国のシングルマザー・ゆえです。 2017年9月に路上で子猫を保護し、現在猫2匹、娘1人と一緒に暮らしています。 ドライブして行ったお店や気になった商品のレビュー・猫たちのこと・手づくりなどをネタに、思考のなかみ、勝手な意見や憶測を綴っています。

古くからある、紐を使った手芸・マクラメ編みにハマってしまいました。
マクラメ編みの歴史や世界での呼び方、用途や編み方などをご紹介します。

マクラメ編みってどんなもの?

マクラメ編みとは、紐を手で結んで模様を編む技術や、その技術を使って作った作品のことを言います。

マクラメ編みの歴史は古く、使用する紐の材質や太さ、作品の大きさや種類も多いのですが、日本で一般的にマクラメ編みと言えば、タペストリーやベルト、ハンギングバスケットなどの作品例があります。

また、天然石・パワーストーンが好きな人の間では、研磨しただけで穴を開けていないルース(裸石)を使ったマクラメ・アクセサリーも人気です。

マクラメはいつ始まった?

マクラメ編みが始まったのは13世紀頃と言われています。
しかし、古代バビロニア、アッシリアの彫刻には、マクラメの原型と思われる織物の縁飾り・房飾りが表現されているそうです。

手で紐を結んで模様を編むものなので、古代からあったとしても不思議ではないですね。

どこで始まった?

マクラメ編みはイスラム圏でアラブ人から広まりました。
最初は織り物を機(はた)から外した際の、縦糸の切端を始末する際に、フリンジやねじり模様に編んだのが始まりでした。

アラブからイタリア・スペインへ広まったマクラメ編みは、その後ヨーロッパの地で独自に、より複雑に発展していきます。

さらに大航海時代には、スペインからメキシコへ、フランスからカナダへ、イタリアからアメリカ、南アメリカへと、新大陸そして中国へも広がっていきました。

19世紀には船員が船上で余暇を過ごす際に、ハンモックやベルトなどを編み、上陸時に港で売ったりもしていたそうです。

日本に伝わったのはいつ頃?

日本と中国の交流は弥生時代頃からありましたが、マクラメ編みとして完成されたものが、いつ頃日本に伝わったかは明確ではありません。

日本国内で見ると、縄文時代には植物の繊維を編んだカゴや袋、衣類などがあり、石や貝殻、骨などを用いた装飾品も作られていたようなので、原型のようなものがあっても不思議ではないですよね。

マクラメの日本での歴史の記事をインターネットで調べると、聖武天皇の結び紐というワードが出てくるのですが、こちらは現代のマクラメ編みのようなものではなく、組み紐、飾り結びだったのではないかなと思います。

名前の由来。英語では何と言う?

マクラメ、という名前は英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語などで共通のスペル(macrame)が使われています。
これはスペイン語(macrame)の名前が品物とともに伝わったものと思われます。

語源はアラビア語のmiqramah(ミクラマ)とされていて、この言葉には「縁の飾り」「装飾のベール」といった意味があったと言います。

また別の説では、トルコ語のmacrama(マクラマ)が語源とも言われています。
こちらは「タオル・ナプキン」という意味があったそうで、織物の端糸を使って結んだという由来に合う説ですね。

様々なマクラメ編み

手で紐を編んだり結んだりして作る手芸品と言っても、出来上がるものは様々です。

マクラメは別名をアラビアン・ノッテッド・ワークとも言うそうです。
ノット(knot)は結び目の意味ですから 、2本の紐を結び合わせて模様を作っていく技法と、アラビアからというルーツを表していますね。

レース編みもマクラメの一種と言えますが、使用する道具や編み方など、レースだけでもとても多くの種類がありますので、ここでは2つだけご紹介したいと思います。

マクラメ・レース

結び目を規則的に並べていき、透かし模様を作っていくやり方やその作品です。
使う紐の細さにもよりますが、針を使う洗練されたイメージのレースよりも、やや素朴で温かみのある作品のイメージがあります。

タティング・レース(タッチング・レース)

マクラメ編みのテクニックの一つ、タッチングという編み方を使ってパターンを作っていくやり方やその作品です。
きっちりと巻き締めず空間を取る 「ピコット」部分が可愛らしいレースになります。
手だけでも編めますが、シャトルという糸巻き道具を使います。

アジアンノット

中国のイメージがある飾り紐はアジアンノットとも呼ばれています。

結ぶ形にそれぞれ意味があるので、単なる飾りとするだけでなくプレゼントやお土産にも重宝しそうです。
使用される紐がカラフルなのも人気の理由でしょう。

アジアンノットをマクラメ編みとしたら、水引もマクラメの一種ということになりそうですね。

マクラメ編みを使った物たち

マクラメ編みは紐一本から小さな装飾、平面、袋など様々な形を作り出すことができます。
たくさんの国々に伝わる中、マクラメ編みの技術を応用して様々な物が作られました。

コーヒーの空き瓶をマクラメで飾ってみました。

まず起源となるアラビアでは、タオルやショール・ベールなどの縁飾り、フリンジ飾りなどに使われました。
当時は馬の鞍飾りなどにも使われていたようです。

ビクトリア時代のイギリスでマクラメ編みは特に人気があり、テーブルクロス、ベッドカバー、カーテンなども作られ、マクラメレースの本も出版されたそうです。

また、同じく19世紀頃にはイギリスやアメリカの船員たちが、マクラメ編みでハンモックやベルトを作っていました。
船員といえば、もやい結び!と連想してしまいますが、結びのテクニックはお手の物だったのかもしれませんね。

1970年代アメリカでは、タペストリー、ベッドカバー、テーブルクロス、カーテン、ハンギングバスケットなどのインテリアに用いられていました。

さらに、ジーンズのフリンジなどファッションにも取り入れられ、石や骨を使った民族的なアクセサリーも作られるようになりました。

カットされた水晶をワックスコードで編み込んだブレスレットです。

現在は、天然石やビーズを使い、複雑で美しい模様を編み込んだ、ブレスレット、ネックレス、アンクレットなどが、マクラメ・ジュエリーとして人気を集めています。

まとめ

道具を使わず手だけでも編むことができるマクラメ編み。
歴史は古いですが、マクラメ作家やマクラメ作品のファンによって、今もなお古くて新しいマクラメ作品がどんどん生まれています。

私も、マクラメ編みにハマった一人です!

このブログでも自作のマクラメ作品を紹介していきますので、興味のある方はぜひ見て下さいね。

最後まで読んで頂いて、ほんとにありがとうございました!

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