慢性貧血の原因と対策は?自宅で治したい!

テレビで鉄玉子が紹介されたので早速購入。
試しに2週間使って意気揚々と献血センターに行ってみましたがダメでした!
慢性的に貧血な私が改善を目指していろいろやってみます。
今、貧血で悩んでいる人の参考になったら嬉しいです。
Contents
私の貧血の経過
思い返せばかなり長いこと貧血状態を放置していました。
いつ頃から貧血だったのか、症状と合わせて振り返ってみました。
正常だった頃
初めて献血をしたのは18~20歳の頃だったと記憶しています。
その頃は貧血と言われたこともなく、400mlがっつり献血できました。
月経の経血量は多めだったかな?とは思いますが、特に体調に異常はありませんでした。
20歳以降
二度目に献血しようとした時すでに貧血と言われました。
20歳代ですでにヘモグロビン値が少なくなりつつあったようです。
当時の数値はもう記憶していませんが、当時は健康診断でひっかかる項目はありませんでした。
献血は無理だけどまあ正常範囲、くらいの貧血だったと思われます。
妊娠・出産
第一子の妊娠5ヶ月目くらいの頃に、通院していた産婦人科で貧血と言われました。
10g/dl程度だったと記憶しています。
鉄剤を2週間分処方されましたが改善されず。
更に2週間分の鉄剤を処方され、それを服用しつつ母から勧められた「レバコール」というサプリも飲んでいました。
2週間+2週間の1ヶ月かけて改善しました。
医師にはサプリのことを伝えましたが、サプリで改善したとは認めてもらえませんでした。
出産まで「レバコール」を飲み続け、以降は貧血と診断されることはありませんでした。
ちなみに↓これがレバコール。
お近くのドラッグストアなどで商品を確認したい場合は、製造元の日邦薬品工業のホームページにて取り扱い店を調べることができます。
現在
出産してしばらくは自分の血液を検査する機会がありませんでした。
でも母乳がよく出ていたし、子供の体重も順調に増えていたので、血液には問題なかったのかなと思います。
この頃、母が「母乳が甘くなるから緑の葉物をたくさん食べろ」と勧めてくれました。
正常な赤血球を作るためには葉酸が必要ですが、昔の人は経験的にそういうことを知っていたのでしょう。
産後3年ほどして職場復帰した際の健康診断以降は毎年「貧血」でした。
要精密検査になったのは三十代半ばを過ぎてからです。
慢性化した貧血の症状
急性貧血ならば、いつもない症状が出る、ものすごくしんどい、倒れるなどのわかりやすい症状が出るのですが、じわじわと慢性化していった貧血は「まあいつもこんなものだしな」と見過ごしてしまいがちです。
あらためて「おお、私貧血だったんだ」と気付いた症状についてまとめました。
少し動くと息切れ
散歩程度の軽い歩行をしただけでも息が切れるんです。
おかしなことに、少し歩いて心拍数が上がってくるとちょっと楽になる。
想像したのですが、
- 運動し始める
- 赤血球が少ないので体内の酸素が足りなくなる
- 心臓が頑張る
- 少ない赤血球がバケツリレー頑張る
ってなってるようなんですよね。
貧血で心臓に負担がかかるっていうのも納得です。
朝起きられない
もともと血圧も低めなんですが、若い頃は早朝新聞配達もやってたので朝弱いってことはありませんでした。
が、このところ起きるのが本当に辛い。
そしていくらでも寝ていられる、というか頑張って起きないと一日中でも寝てます。
食後とにかく眠い
どうやら消化のために血液が必要なのに、通常の血流だけじゃ足りなくて総動員してるんじゃないかと思われます。
体のほかの部分の動きを悪くしても消化に血液を回そうとしてるのか…?
痩せにくい
食べるからだ、と言われりゃそれまでなんですが。
脂肪燃焼に有酸素運動が良いといいますよね。
赤血球が足りない=酸素が足りない。
全身酸欠状態が続いているので、そりゃ脂肪燃えません、ということらしいです。
ちなみに「全身酸欠」は献血ルームの職員さんに言われました。
衝撃。
貧血の原因
母も貧血なのであまり気にしていなかったのですが、精密検査を受けるよう何度か言われたので原因について少し調べました。
原因はいろいろあり、元を改善しないと一時的によくなってもまたすぐ貧血になってしまいます。
鉄分不足
赤血球を作る材料となる鉄分が不足するために起こる貧血です。
血液量ではなく成分が問題となります。
出血
外傷または体内で出血することで起こる貧血です。
外傷や手術で大量の血液を失った場合は原因が明らかですが、大腸や胃などから少量ずつ出血していたり、月経のために貧血になる場合もあります。
ビタミンB12・葉酸不足
正常な赤血球を作るために必要な栄養が足りないために起こる貧血です。
赤血球のもとになる細胞が肥大して、正常な状態まで育つことができません。
悪性貧血とも呼ばれています。
病気
貧血は表に現れる症状のひとつで、その裏に病気が隠れている場合も多々あります。
がん、骨髄の病気、リウマチなど原因となる病気は多くあるのでしっかり病院で検査する必要があります。
私が受けた検査と結果
精密検査しました。2回。
といっても、健康診断からの精密検査って要するに「再検査」と医師の診察です。
私の場合は再検査の結果も貧血だったので、鉄剤を処方されました。
1ヶ月服用して改善されたということで服用をやめましたが、翌年の健康診断でまた貧血でした。
根本的には治ってないということで、胃潰瘍や子宮筋腫の検査をするよう勧められました。
で、胃カメラ、大腸内視鏡検査、子宮がん・子宮筋腫の検査をしましたが、いずれもシロ。
根本的な原因特定がされないまま現在に至っています。
目標と計画
目標
目標は「献血できる体になること」です。
全血400ml献血をするためには、ヘモグロビン値が12.5g/dl以上必要です。
薬やサプリに頼らずその値を維持できることが最終目標です。
第一段階としてまず、女性の正常値である11g/dl以上を目指します。
現在の私の血液は8.9g/dl。先は長い。
私の場合、病気や内臓の出血はないので、鉄分不足と仮定して対策を立てました。
鉄を貯める
鉄分不足の場合、鉄剤で一時的に血中のヘモグロビン値が上がっても、薬をやめるとすぐに貧血になります。
体の中の鉄分は血液中だけでなく、骨や臓器に蓄積されていなければならないのですが、溜まるほど余分に入ってきてない、とりこめてないということです。
血液の状態が改善してもしばらくは薬やサプリを続けて摂って、本来あるべき量まで溜め込む必要があります。
貯鉄ですね!
食品だけで貯鉄できるほどの鉄分をとるのはかなり大変!
それでも出来るだけ食事内容を改善していきたいと思うので、意識して鉄分を摂るようにします。
それに加えて、妊娠中に効果のあった「レバコール」の助けを借りながら貯鉄をめざします。
まとめ
「献血にご協力いただけなかった方々へ」…切ない😢「次また頑張ってきてくださいね!」って言われたので頑張る。 pic.twitter.com/hEfbJZ6ktx
— ゆえ (@tsubo_no_tsubo) 2017年6月25日
献血センターでは献血できなかった人に「なるほど!献血~献血にご協力いただけなかった方々へ」という冊子を配っています。
あくまでも「今回は」基準に達しなかっただけとわかっちゃいるんですが、「不適格!」って寂しい。
これまでは貧血でも普通に生活できてるしな~と思っていたのですが、ゆっくり慢性的に異常な状態に慣れてしまっただけで、決して正常じゃないということを再確認しました。
病気が原因の場合は医師の診断と治療が必要ですが、私と同じように、普段の生活で改善したいと思っている方、ぜひ一緒に頑張りましょう。
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最後まで読んでいただいてありがとうございました!